27th
二十分作文
※文体診断 http://logoon.org/ に食わせるために書いていたらいつの間にか二十分作文になっていたもの
文体診断をやってみたくなったので文章を書いてみることにした。前に書いた文章で適当なものがどこかに眠っていれば,それを掘り起こしてきてもいいのだが,まとまった長さでこの手の用途に合いそうなものがあまり思い当たらない。日記なんかはだいたいどれも技術的で専門用語だらけだし英語交じりなので,普通の日本語として分析するであろうツールに食わせても仕方がないような気がしたりする。twitter のログなんかはあまりにもつながりがなさ過ぎて,量はあるけれども並べたところで文章の体をなしていないので適切ではないような気がする。そういうわけで,無難な文章をこの場でさっと書いてしまったほうが,昔の存在するかどうかもわからない文章を掘り起こそうと頑張るよりもよいに違いないと思うわけだ。
さて,しかし何について書こうかと考えてみると,特に書くことも見当たらない。twitter に流れている発言から何か拾おうか。そういえば,二十分作文というのがあって,いつだったか twitter でこれも流行していたような気がする。気がするというか,流行していた。僕はそのとき,そんな思いつくままに書き連ねたランダムなアウトプットを公開などしてしまったら,もしかすると自分でも気付いていないような,公にするべきではない種類の自分の内面が公衆の面前に晒されてしまうかもしれないではないか,そんなことは恐ろしくてできない,などと思ったので結局流行に乗ることができずに一度も二十分作文やそれに類することをやらなかったのだ。しかしこの間,モーニングページというのを知って何度かやってみたところ,どうやら二十分作文というのもこれと同じ感覚なのだろうという感触を得るに至った。思いつくままに何でもいいから書き並べる,というのは,くだらないように思えて実のところやってみるとそれなりに楽しいものだ。そういえば twitter にもそういうところがあるので,それが楽しいものだということを僕は本来モーニングページなどやらなくても知っていたはずだし,twitter に平気で思いつくことをそのまま書き込んでいるということは,内面が白日の下に云々などと心配するのも今更何を言うかというような話だったのかもしれない。
さてこれくらいの分量でどうだろうと思ったところ,まだ千字にも届いていないようで,もう少し増やしたいように思う。そろそろ書き始めて十分くらい経過したのだろうか,まだそこまで経過していないのだろうか。書き始める直前の twitter での発言が 00:04 で,今 00:12 なのでまだ半分ちょっとあるのかもしれない。いや,半分というのは二十分作文であればということであり,別にこれは二十分作文を意識してやっているものではないのだが。というのはきっと既に嘘になっていて,これはいつの間にか二十分作文になっているのだ。そういうわけであと十分ほど思いつくままに何かを書き続けることになった。
こうやってキーボードに手を添えていると,なんだか紙に書くよりも書くことを思いつきにくいような気がする。もしかしたら,単に入力時間が少ないので入力している間にいろいろなことを考える暇がないせいなのかもしれない。あるいは,キーボードから入力して変換を行うという行為がそれなりに負担のかかる作業であり,そのために紙に手書きするよりも入力に専念する度合いが高く,それゆえ他のことを考える余裕が少なくなるのかもしれない。まあよくわからない。僕がタイピングソフトでタッチタイピングを練習していて,むしろ実際に文章を打つよりもタイピングソフトに向かって打った文字数のほうがきっと圧倒的に多いせいで,何か僕のタイピングをしているときの思考回路は自分で考えた内容を打ち込むのとは違う方向に最適化されているのかもしれない。もしかしたらそうなんじゃないかと思うことが,ほかにもあったような気もしてきた。けど,それが何だったのか今すぐには思い出せないようであり,それはすなわち再びネタが切れたということを意味するので悲しい。
仕方がないので客観的なデータなどに頼ることになる。今ちょうど 1700 字を超えたところだ。そういえば,書くことがないときに客観的な数字を書き並べて逃げるというのは僕が小学校の低学年のときにやっていたことである。日記の宿題が出たときに,ネタがないとそれをやっていた。ネタがないと,といってもそれほど積極的に探したり,あるいは作ったりすることはなかったので,大体日記の宿題が出ると半分以上は数字を書き並べることになる。具体的には,家にあるアサガオの芽が何センチまで伸びてきたとか,葉っぱの大きさが何センチ何ミリだったとか,そんなようなことをひたすら書いて余白を埋めていたような気がする。長さの単位も「センチ」ではなく「センチメートル」と丁寧に書くことで字数を稼いでいた。あるとき字数を稼ぎたいあまりに「メートル」を「キロメートル」と書いて先生に直されたこともある。「キロ」が接頭辞だとは夢にも思わなかったのだろう。もちろん,当時の僕に接頭辞などという概念があったとは思わないが。「センチ」だってそうである。
さてそういうわけでめでたく二千字を超えた。もう少し時間はあるのだが次は何を書いたものか。タイムラインにお伺いをたててみよう。数学問題ボットが見えた。このアカウントの存在を知った当初は,こいつをフォローすると常にタイムラインに数学の問題が見えることになり危険であると思ってフォローできなかった。どうして危険かというと,数学の問題が見えたらどうしても解きたくなるに決まっていて,したがってこいつは時間泥棒になるに違いないと思ったからである。実際フォローしてみると,案外そんなこともなくて,数学の問題に対するスルー力の向上にむしろ貢献する結果となったようである。ということは以前に一度呟いたのだけど。さて 2400 字を超えたところでそろそろ時間のようだ。指が少しだけ疲れた。